マツダ「ロードスターRF」・ヤマハ発「YZF-R1」など…国交省が出荷停止解除

AI要約

国土交通省は型式認証不正をめぐり、マツダとヤマハ発動機に指示していた出荷停止を解除した。

現行生産の計3車種の再出荷が可能となった他、不正行為の報告がなかったマツダ、ヤマハ発動機、ホンダ、スズキにも立ち入り検査を行い、基準に適合することを確認した。

調査中の17社の内、15社から不正がないとの最終報告を受け、2社には速やかな調査結果の報告が指示された。

国土交通省は型式認証不正をめぐり、マツダとヤマハ発動機に指示していた現行生産の計3車種の出荷停止を解除した。同省が立ち入り検査を行い、基準に適合することを確認した。

また型式指定申請における不正行為の有無などについて調査継続中だった17社のうち、6月28日までに、いすゞ自動車やメルセデス・ベンツ日本(千葉市美浜区)など15社から不正がないとの最終報告を受けた。調査継続中の2社には最終的な調査結果の速やかな報告を指示した。

国交省は5月末までに不正行為の報告があったマツダ、ヤマハ発動機、ホンダ、スズキに立ち入り検査を実施。新たな不正行為は見つからなかった。4社で不正があった計31車種全てが基準に適合していることを確認した。これによりマツダのスポーツカー「ロードスターRF」とコンパクトカー「マツダ2」、ヤマハ発動機の大型自動2輪車「YZF―R1」の出荷停止指示を解除した。

6月28日現在でトヨタ自動車、カワサキモータース(兵庫県明石市)の調査が継続している。