〔ロンドン外為〕円、161円台前半(1日正午)

AI要約

ロンドン外国為替市場の円相場は、米長期金利の上昇によりじり安に推移し、1ドル=161円台前半に下落した。

円はフランス総選挙結果の影響で対ユーロ・対ドルともに弱含んだが、米金利の動向に注意が向けられた。

他の通貨に対するユーロとポンド・フランの相場もそれぞれの動きを見せている。

 【ロンドン時事】週明け1日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、米長期金利の上昇につれてじり安に推移し、1ドル=161円台前半に下落した。正午現在は161円07~17銭と、前週末午後4時(160円78~88銭)比29銭の円安・ドル高。

 円は、フランス総選挙の結果を受けて下落した対ユーロの動きが波及し、対ドルでも弱含んだ海外市場の流れを引き継いだ。その後は米金利の動向を眺めながらの展開となった。

 対ユーロは1ユーロ=173円14~24銭(前週末午後4時は172円34~44銭)と、80銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0743~0753ドル(同1.0714~0724ドル)。

 ポンドは1ポンド=1.2668~2678ドル(同1.2638~2648ドル)。スイス・フランは1ドル=0.9009~9019フラン(同0.8984~8994フラン)。