近鉄百、ドラッグ店を拡大 来春にも2店舗開業へ 梶間社長

AI要約

5月に就任した近鉄百貨店の梶間隆弘社長は、同社の百貨店内で運営中のドラッグストアの重要性を強調し、新規出店を加速する計画を発表。

同社はフランチャイズ事業に力を入れており、薬局チェーン大手との契約により急速に店舗数を拡大している。

梶間氏は、顧客からの評判が良好であることを強調し、人材育成に重点を置いて店舗数の拡大を図る考えを示した。

 5月に就任した近鉄百貨店の梶間隆弘社長は30日までに時事通信のインタビューに応じた。

 同社の百貨店3店内で運営中のドラッグストアについて「重要なコンテンツ。出店を加速していきたい」と強調。来年春をめどに新たに2店を開業する計画を明らかにした。

 同社は百貨店に次ぐ収益源としてフランチャイズ(FC)事業に注力。薬局チェーン大手コクミン(大阪市)と契約し、「コクミンドラッグ」を展開している。梶間氏は「思っていた以上に顧客の評判がいい」と指摘。定年後の再雇用を望む従業員に登録販売者の資格取得を促すなど、店舗数拡大に向け人材育成に力を入れる考えを示した。