# 経営戦略

「流行を追わない」ステテコや腹巻をブランドに 年商10分の1から再生したアパレル会社
7時間前

「流行を追わない」ステテコや腹巻をブランドに 年商10分の1から再生したアパレル会社

 名古屋市北区の大醐は、シルクなどの天然素材を使った靴下やルームウェアの企画・販売会社です。2代目社長の後藤裕一さん(53)は、売り上げが最盛期の10分の1以下に落ちたことなどで、祖業の婦人服アパレル業から撤退。「流行を追わない」という方針を掲げ、デザインとマーケティングに注力します。フィット

変わる地方銀行、店舗はコンサル重視で事務作業はデジタル化…改革の背景にスマホ取引増で来店減
12時間前

変わる地方銀行、店舗はコンサル重視で事務作業はデジタル化…改革の背景にスマホ取引増で来店減

 地方銀行のあり方が変わってきている。地域や顧客との接点となる店舗の事務作業はデジタル技術で効率化され、行員が担う役割もコンサルティング重視に移行しつつある。各行は工夫を凝らして生産性を高めつつ、経営基盤の拡大に向けて地域商社といった新規事業にも挑んでいる。(中西瑛) 「出金した

日本が「先進国」から没落する…日本全体が「スキル不足」という「厳しすぎる現実」
14時間前

日本が「先進国」から没落する…日本全体が「スキル不足」という「厳しすぎる現実」

国立社会保障・人口問題研究所が最新の将来推計人口を発表し、大きな話題になった。50年後の2070年には総人口が約8700万人、100年後の2120年には5000万人を割るという。ただ、多くの人が「人口減少日本で何が起こるのか」を本当の意味では理解していない。そして、どう変わればい

近畿の倒産件数が今年上半期1200件突破 “焼き肉店”倒産が増加 コロナ融資返済や円安が追い打ち
2024.07.05

近畿の倒産件数が今年上半期1200件突破 “焼き肉店”倒産が増加 コロナ融資返済や円安が追い打ち

歴史的円安などに苦しめられたことしの上半期。近畿の倒産件数は、前年を上回り、1264件となりました。中でも特に目立ったのが飲食店の倒産です。東京商工リサーチは、ことし上半期の近畿2府4県の倒産件数を1264件と発表しました。前の年の上半期に比べ253件増え、10年ぶ

ネットフリックスが従業員を解雇するときに使う「キーパーテスト」とは(海外)
2024.07.05

ネットフリックスが従業員を解雇するときに使う「キーパーテスト」とは(海外)

ネットフリックスは企業文化をまとめたメモの改訂版で、「キーパーテスト」に関する新たな文言を追加した。キーパーテストとは、マネージャーが従業員を引き留めるかどうかを確認するテストだ。答えがノーなら、その従業員は解雇される。「カルチャーデック」とも呼ばれるこのネットフリ

よく行くファミレスはランチタイムなら「500円」です。レギュラーメニューと比べてお得ですが、お店は損していないのでしょうか?
2024.07.05

よく行くファミレスはランチタイムなら「500円」です。レギュラーメニューと比べてお得ですが、お店は損していないのでしょうか?

飲食店のランチタイムは、ディナータイムと比べてお得なメニューが多いです。利用者にとってはありがたい一方、「この値段で利益は出ているのか」と疑問に思う方もいるでしょう。飲食店がランチタイムに安価なメニューで営業を行う理由は、さまざまなメリットがあるからです。本記事では、ランチ営業の

バズワード化する「人的資本経営」、組織での推進を妨げる“3つの猿”とは
2024.07.05

バズワード化する「人的資本経営」、組織での推進を妨げる“3つの猿”とは

● 人的資本経営の本質 人材戦略と経営戦略の接続 「人的資本経営」という言葉がバズワード化している。ただ、人的資本経営の方策として挙げられがちな表面的な外部開示や個人スキルの可視化などは、真の人的資本経営にほど遠い。 人的資本経営の本質は、その名の通り経営であり、人

超小型衛星のフォーメーションフライトで「衛星通信3.0」へ、ISTが事業報告会
2024.07.05

超小型衛星のフォーメーションフライトで「衛星通信3.0」へ、ISTが事業報告会

 インターステラテクノロジズ(IST)は2024年7月4日、東京都内で事業報告会を開催し、同社の新たな経営体制や新型ロケット「ZERO」の開発進捗状況、新たな取り組みとなる衛星開発事業などについて説明した。ZERO初号機の打ち上げは「早ければ2024年度内」(同社 代表取締役CEOの稲川貴大氏

ダイドーリミテッド大幅増配、5円予定を100円に 
2024.07.04

ダイドーリミテッド大幅増配、5円予定を100円に 

「ニューヨーカー」「ブルックスブラザーズ」を運営するダイドーリミテッドは4日、2025年3月期の年間配当を1株あたり100円に積み増すと発表した。従来予想は5円で、24年3月期の実績は5円だった。中期経営計画期間中の27年3月期までの3カ年は年間100円の配当を基本方針とする。あわせて最大50

JR東日本、開発型ファンドを組成、不動産ファンド事業を加速、社宅を子育て世代向け賃貸レジデンスに
2024.07.04

JR東日本、開発型ファンドを組成、不動産ファンド事業を加速、社宅を子育て世代向け賃貸レジデンスに

JR東日本は、同グループ初となる開発型ファンドを組成、不動産ファンド事業の成長を加速させる。その取り組みとして、同社社宅を「合同会社JREASTファンド第8号」に売却。JR東日本不動産投資顧問が、このファンドのアセットマネージャーとして、子育て世代向け賃貸レジデンス「クラシアム大

「魚民」の大量閉店は“大正解”か。運営企業「モンテローザ」の“稼ぐ力”は他社を圧倒
2024.07.04

「魚民」の大量閉店は“大正解”か。運営企業「モンテローザ」の“稼ぐ力”は他社を圧倒

 中小企業コンサルタントの不破聡と申します。大企業から中小企業まで幅広く経営支援を行った経験を活かし、「有名企業の知られざる一面」を掘り下げてお伝えしていきます。 日本フードサービス協会によると、2024年5月の居酒屋業態の売上高は2019年同月比で67.2%。コロナ禍が収束して

大正製薬HD、42年ぶり社長交代 上原家の長男が副社長から昇格
2024.07.03

大正製薬HD、42年ぶり社長交代 上原家の長男が副社長から昇格

 大正製薬ホールディングス(HD)は上原明社長(83)が退任し、後任に長男の上原茂副社長(48)が昇格したと発表した。1日付。グループトップの交代は42年ぶりだ。 上原家は同社の「中興の祖」とされる3代目社長・正吉氏以降の社長を出してきた。8代目社長となる茂氏は、HD傘下の大正製

「年齢制限」を設けたレストラン、ネットで物議。店は「批判は気にしない」と継続の方針を表明。米ミズーリ
2024.07.03

「年齢制限」を設けたレストラン、ネットで物議。店は「批判は気にしない」と継続の方針を表明。米ミズーリ

米ミズーリ州に新規開業したレストランが、客に「女性は30歳以上、男性は35歳以上」といった年齢制限を設け、ネットで物議をかもしている。【Kaito Takashima / BuzzFeed Japan】話題になっているのは、今年5月、同州セントルイス郊外にオープンしたカリブ海料理

シャープ一筋44年、沖津新社長が伝えた「3つの言葉」と課長時代の苦い体験
2024.07.03

シャープ一筋44年、沖津新社長が伝えた「3つの言葉」と課長時代の苦い体験

 シャープの社長兼CEOに、6月27日付で就任した新社長の沖津雅浩氏が、7月1日、最初のCEOメッセージを発信した。「今が正念場、共に力を合わせ シャープの真価を発揮しよう」と題し、自らが大切にしている3つの言葉を紹介するとともに、経営方針や新たな事業体制のポイントについて説明した。<

サッカーJリーグ・野々村芳和チェアマン「がんばったら報われる世界を僕らが作る」プロクラブに奮起を促す
2024.07.03

サッカーJリーグ・野々村芳和チェアマン「がんばったら報われる世界を僕らが作る」プロクラブに奮起を促す

サッカーJリーグの野々村芳和チェアマンが2日、青森テレビを訪れ、J3ヴァンラーレ八戸やJFLラインメール青森を念頭に「選手の目標になるようなクラブ」になるよう県内のプロクラブに奮起を促しました。野々村芳和チェアマンは、現役時代を過ごしたコンサドーレ札幌で、引退後経営者としてクラブ

結婚カップル減少、式を挙げない「ナシ婚」増加 それなのに結婚式場の業績絶好調のナゼ 新婚の調査担当者が謎解き
2024.07.02

結婚カップル減少、式を挙げない「ナシ婚」増加 それなのに結婚式場の業績絶好調のナゼ 新婚の調査担当者が謎解き

 結婚するカップルが減少し、結婚しても式を挙げない「ナシ婚」の若い世代が増えるなか、なぜか結婚式場の売り上げが絶好調だという。 東京商工リサーチが2024年6月26日に発表した「全国112社『結婚式場業』業績調査」によると、大手結婚式場を中心に業績が急回復し、増収企業が7割に達し

ボーイング、米スピリット再統合 負債込み83億ドルで買収、信頼回復へ
2024.07.02

ボーイング、米スピリット再統合 負債込み83億ドルで買収、信頼回復へ

 ボーイングは現地時間7月1日、過去に分社化したサプライヤーの米スピリット・エアロシステムズを買収すると発表した。スピリットは737 MAXの胴体製造などを請け負っており、同社を再び傘下に収めて再統合することで、品質の改善や、今年1月に米ポートランドで起きたアラスカ航空(ASA/AS)が運航す

これが欠けていたら一生“使われる側”から抜け出せない…幹部クラスの求人で問われる「経営的視点」とは【エグゼクティブ転職のプロが解説】
2024.07.02

これが欠けていたら一生“使われる側”から抜け出せない…幹部クラスの求人で問われる「経営的視点」とは【エグゼクティブ転職のプロが解説】

エグゼクティブの転職において「経営的視点を持っているか」を問われることは決してめずらしいことではありません。では、この「経営的視点」とは具体的に何を指しているのでしょうか。本記事では、株式会社経営者JPの代表取締役・CEOの井上和幸氏が3つの例を挙げ、詳しく解説していきます。幹部

「わが社もDX化だ」の号令は意味なし!社員を劇的に変える“意外な取り組み”とは?
2024.07.02

「わが社もDX化だ」の号令は意味なし!社員を劇的に変える“意外な取り組み”とは?

 経営者が業務改革を志す際、まずは改革の意義や価値を議論したがる傾向がある。しかし、元電通社員で同社社員の労働時間を60%削減した小柳はじめ氏は、改革を進めるには議論よりも「小さな成功体験が必要」と指摘する。小柳流・時短改革メソッドに迫る。※本稿は、小柳はじめ『鬼時短:電通で「残業60%減、成

スタバに行く=「見せびらかしたい」? フラペチーノや“Macポチポチ問題”がコーヒーよりも話題になるワケ
2024.07.01

スタバに行く=「見せびらかしたい」? フラペチーノや“Macポチポチ問題”がコーヒーよりも話題になるワケ

 世の中には2通りの人間がいる。 スタバに行ける人間と、行けない人間だ。 もし、あなたがスタバに行ける人間だったら、いつも片手に、あのロゴが入ったカップを持っているかもしれない。「スタバに行けない人間」の場合、たとえば、スタバが醸し出す特有の雰囲気が苦手であったり、「なぜスタバの