関西電力株主総会 最終損益は過去最高の黒字 一方、株主からは原発について懸念の声も

AI要約

関西電力の株主総会で、昨年度の最終損益が過去最高の黒字であることが報告された。

原発再稼働や燃料価格の低下などが増収増益の要因として挙げられた一方、株主からは原発の安全性に関する懸念が示された。

株主提案18件が審議され、脱原発や社長の解任が求められている。

関西電力株主総会 最終損益は過去最高の黒字 一方、株主からは原発について懸念の声も

 関西電力が株主総会を開き、昨年度の最終損益が過去最高の黒字だったと報告しました。一方、株主からは、原発について懸念の声が上がりました。

 大阪市内で開かれている株主総会で、関西電力は、昨年度の最終損益が4418億円の黒字、売り上げが4兆593億円で、いずれも過去最高だったと報告しました。

 高浜原発1号機と2号機の再稼働が進んだことで原子力利用率が上昇したことやLNG=液化天然ガスなどの燃料価格の低下、電力料収入の増加などが増収増益の要因だとしています。

 一方、株主からは原発の安全性に対する懸念の声があがりました。

 総会では、脱原発や森望社長の解任を求める株主提案18件が審議されています。