新京成の京成電鉄への吸収合併認可、来年4月1日からは京成「松戸線」に

AI要約

京成電鉄が100%子会社の新京成電鉄を吸収合併する国からの認可を取得

合併後、新京成線は京成電鉄の「松戸線」として営業する

両社は不動産事業を通じて競争力強化を図る

 京成電鉄(千葉県市川市)は25日、100%子会社の新京成電鉄(同県鎌ヶ谷市)を吸収合併する申請について、国から認可されたと発表した。新京成線は合併後、京成電鉄の「松戸線」として営業する。

 認可は25日付で、合併の実施は来年4月1日。松戸線は京成津田沼―松戸駅間の26・5キロ、24駅で営業する。京成本線(69・3キロ)、成田空港線(51・4キロ)に次ぎ、京成電鉄で3番目に営業距離が長い路線となる。合併に伴う運賃や料金、ダイヤの変更はない。人員削減の予定もないとしている。

 京成電鉄は2022年9月、新京成電鉄の全株式を取得して完全子会社化していた。両社は沿線地域で不動産事業を手がけており、合併を機に競争力強化を図る。