【管理職の年収】部長と課長の年収差はいくら?「管理職で大変だったこと」板挟みや責任の重さ…
なりたくない人が多いといわれる「管理職」。
その理由としては責任が重くなる、業務量が増える、そもそも出世に興味がないなど挙げられますが、実際に管理職で働く人が経験した「管理職でよかったこと」、また「大変だったこと」は何でしょうか。
エン・ジャパン株式会社が『エン転職』上で、ユーザーを対象に行った「管理職への意向」アンケートより実際の管理職の声と、また管理職の年収についても見ていきましょう(有効回答数4789名・2024年6月12日公表 )。
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エン・ジャパン株式会社の「管理職への意向」アンケートより、まず管理職になってよかったことを確認します。
・自身の成長につながった(全体53%)
・自分の裁量で決められることが増えた(全体45%)
・部下・メンバーの成長など新しいやりがいにつながった(全体45%)
・給料が上がった(39%)など
管理職となることで関わる業務内容や自己の裁量で決断することが増え、自身の成長にもつながるもの。良いときもあれば、緊急時の対応や決断が必要な場合もありますが、それらを乗り越えることでさらなる成長につながるでしょう。
また、部下やメンバーのマネジメントをするなかで部下の成長を感じたり、自身がコミュニケーションをとる中で成長することを感じることもあります。
給料が上がったという声も挙がりました。
責任が増える管理職ですが、大変だと感じたことについても同アンケートより見ていきましょう。
・責任が重くなった(全体50%)
・上司と部下の間で板挟みになるようになった(全体47%)
・仕事量・残業が増えた(全体42%)
最も多いのが「責任が重くなった」ことで半分を占めます。管理職は社内の責任や数字をおう立場となりますが、よいときばかりではないため、重圧を感じるものでしょう。
次に「上司と部下の間で板挟みになるようになった」という声も。上司と部下では見ている視点が異なるため、その間に立ち、どうすり合わせていくかに悩まれる方も多いようです。
また、「仕事量・残業が増えた」も約4割。
他には「付加価値を生むような仕事ができなくなった(全体10%)」「仕事が思うように進まなくなった(全体19%)」などでした。