夏本番を前に 染工場が手ぬぐい作りピーク 「ほとんど休みなく働いていますね」

AI要約

夏本番を迎え、祭りなどで使われる手ぬぐい作りがピークに。注文殺到で工場は大忙し。

伝統技法の注染で手作業で手ぬぐいを製造。1日あたり1200本~1600本の生産。

観光地での土産用手ぬぐい注文も増加。忙しい日々が続く見込み。

夏本番を前に 染工場が手ぬぐい作りピーク 「ほとんど休みなく働いていますね」

 間もなく夏本番。祭りなどで使う手ぬぐい作りがピークを迎えています。

 東京・江戸川区にある染工場では、これからの夏の時期に全国各地で開催される祭りなどに合わせ、手ぬぐいの注文が殺到します。

 こちらの染工場では生地の表と裏を同じ色と柄に染めあげる「注染」という伝統技法を用いて手ぬぐい1本1本、手作業でつくられています。2024年は特に注文が多く、1日あたりの製造本数が1200本~1600本にもなるということです。

「ほとんど休みなく働いていますね。嬉しい悲鳴なんですけど間に合わないといけないんで、その辺がちょっと苦労しますね」(村井染工場代表取締役・村井光寿さん)

 また、最近は、インバウンドの影響もあって観光地で売られている土産用の手ぬぐいの注文も増えているそうでこの先、9月ごろまでは連日、大忙しの日が続きます。(ANNニュース)