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ボーイング「スターライナー」、ISSと結合-宇宙飛行士2人搭乗
米航空・宇宙大手ボーイングの「宇宙タクシー」が国際宇宙ステーション(ISS)に到着し、初めて宇宙飛行士2人を乗せている。
新型宇宙船「CST-100スターライナー」にとって、ISSとのドッキングは重要な瞬間であり、技術的な問題を乗り越えて有人の試験飛行が実施された。
ドッキングに際してスラスターの故障が発生したが、修復を経て問題が解決し、有人飛行の評価が行われる。
(ブルームバーグ): 米航空・宇宙大手ボーイングの「宇宙タクシー」は国際宇宙ステーション(ISS)とドッキングした。この種の宇宙船としては初めて宇宙飛行士2人を乗せている。
新型宇宙船「CST-100スターライナー」にとって、ISSとのドッキングは重要な瞬間を意味する。これまでに技術的な問題で打ち上げ延期を繰り返し、有人の試験飛行は当初予定から7年遅れた。
ドッキング前に宇宙船の姿勢や位置を微調整するためのスラスター5基が故障し、予定時間でのドッキングを見合わせたが、ボーイングと米航空宇宙局(NASA)は問題を修復し、4基のスラスターが稼働を再開した。
ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)の「アトラスV」ロケットに搭載されたスターライナーは、5日に打ち上げられ、同宇宙船では初の有人試験飛行を開始した。
NASAのベテラン宇宙飛行士スニタ・ウィリアムズ氏とバリー・ウィルモア氏は、スターライナーが今後、安全に有人飛行を繰り返すことが可能かどうかを評価する。そのテストにおいてドッキングは重要なハードルの一つだった。
原題:Boeing Capsule With NASA Astronauts Arrives at Space Station (1)(抜粋)
--取材協力:Julie Johnsson.
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