東京円、155円台後半

AI要約

6日午前の東京外国為替市場では、円相場が1ドル=155円台後半で取引された。

FRBの利下げ観測や米長期金利の低下により、円を買う動きが先行した。

市場では米雇用関連の指標が低調で、インフレ圧力が和らぐとの見方があるとされている。

 6日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=155円台後半で取引された。

 午前10時現在は前日比51銭円高ドル安の1ドル=155円63~66銭。ユーロは42銭円高ユーロ安の1ユーロ=169円33~42銭。

 米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測がやや意識され、前日の米長期金利が低下した。日米金利差が縮小するとの思惑からドルを売って、円を買う動きが先行した。

 市場では「米雇用関連の指標が低調で、インフレ圧力が和らぐとの見方がある」(外為ブローカー)との声があった。