ウクライナ軍総司令官「フランスが近く軍事教官を派遣」と表明 ウクライナで訓練へ
AI要約
ウクライナ軍がフランス軍の軍事教官を受け入れることを発表しました。
派遣される軍事教官はウクライナ兵の訓練を担当する予定で、ロシアの反発も予想されています。
海外からの軍事教官派遣はウクライナ侵攻以来初めてとされています。
ウクライナ軍のシルスキー総司令官はウクライナ兵への訓練を行うため、フランス軍の軍事教官が近くウクライナに派遣されると明らかにしました。
ウクライナ軍のシルスキー総司令官は27日、「フランス軍の軍事教官の第1陣が近くウクライナ軍の訓練施設を訪問できるようにする文書に署名した」とSNSで明らかにしました。
直前にフランスのルコルニュ軍事相とオンライン会談を行ったとし、「フランスの取り組みを歓迎する」とも述べました。
ウクライナを支援するために海外の兵士の派遣が公表されるのはロシアのウクライナ侵攻以降、初めてとみられます。
ただ、ウクライナ国防省は「現時点ではフランスや他の国々と協議中である」と述べるにとどめていて、フランス軍事省も検討中としています。
一方、ロシアメディアの取材に応じたロシア上院国際問題委員会のジャバロフ第1副委員長は「もし実際にウクライナに派遣されれば、海外の軍事教官らはロシア軍の正当な標的となる」と主張しました。
理由については「彼らは平和を伝えるのではなく、ロシア軍に対する武器や軍事装備の取り扱いを教えるためにやって来るからだ」とと説明したということです。
画像：シルスキー総司令官のSNSから
