ウズベキスタンに原子力発電所、ロシアが建設へ…旧ソ連の中央アジア５か国で初めて
AI要約
ロシアのプーチン大統領とウズベキスタンのシャフカト・ミルジョエフ大統領が会談し、原子力発電所建設協定に署名した。
ウズベキスタンが初めての原発建設を計画し、露国営原子力企業ロスアトムが出力５万５０００キロ・ワットの原子炉６基の建設を想定。
プーチン氏はウズベキスタンを戦略的パートナーと表現し、露産ガスの供給増も約束。
ロイター通信によると、ロシアのプーチン大統領は２７日、ウズベキスタンの首都タシケントでシャフカト・ミルジヨエフ大統領と会談し、両首脳はロシアがウズベキスタンに原子力発電所を建設する協定に署名した。ウクライナ侵略などで旧ソ連構成国への影響力低下が指摘されるロシアには、関与を強める狙いがありそうだ。
ウズベキスタンはウラン産出国だが、原発はなかった。実現すれば、旧ソ連構成国の中央アジア５か国で初めての原発になる。露国営原子力企業ロスアトムは、出力５万５０００キロ・ワットの原子炉６基の建設を想定しているという。プーチン氏は、ウズベキスタンを「ロシアの戦略的パートナーであり、信頼できる同盟国だ」とたたえ、露産ガスの供給増も約束したという。
