ロシアがハルキウの商業施設攻撃、2人死亡 「15人と連絡取れず」

AI要約

ウクライナ北東部ハルキウ州でロシア軍の攻撃が発生し、商業施設が被害を受けた。少なくとも2人が死亡、24人が負傷した。

火災が発生し、施設内に200人以上がいた中で15人が連絡が取れない状況となっている。

ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアの攻撃に対し、防空システムや戦闘機の必要性を訴えている。

ロシアがハルキウの商業施設攻撃、2人死亡 「15人と連絡取れず」

 ウクライナ北東部ハルキウ州で25日昼、商業施設にロシア軍の攻撃があり、少なくとも2人が死亡、24人が負傷した。ウクライナのクリメンコ内相らがテレグラムに投稿した。

 クリメンコ氏の投稿によると、1万平方メートルの施設全体で火災が発生したという。同氏は「中には200人以上がいて、15人と連絡が取れなくなっている」と述べた。

 ハルキウ州では、ロシア軍が新たな地上作戦を進めるなど攻撃を強め、市民の被害が拡大している。ウクライナのゼレンスキー大統領は自身のX(旧ツイッター)に、「ロシアは土曜日の真っ昼間に、ホームセンターにまたも残忍な攻撃を仕掛けた」と投稿。「もしウクライナに十分な防空システムと最新鋭の戦闘機があれば、今回のようなロシアの攻撃は不可能だっただろう」と武器や防空支援の必要を訴えた。(ブリュッセル=森岡みづほ)