英、７月４日に総選挙 スナク首相が表明
AI要約
スナク英首相は、議会解散し、７月４日に総選挙を実施することを発表。労働党に大きく水をあけられ、政権交代が予想されている。
総選挙は来年１月までに実施される予定だったが、前倒しされた。
保守党は労働党に支持率で大きく引き離されており、労働党の勝利が予想されている。
（ＣＮＮ） スナク英首相は２２日、議会下院（定数６５０）を解散し、総選挙を７月４日に実施すると発表した。スナク氏率いる保守党の支持率は世論調査で最大野党の労働党に大きく水をあけられており、１４年ぶりの政権交代を予想する見方が強い。
総選挙は来年１月までに実施されることになっていた。
スナク氏は首相官邸前で、「国民が未来を選ぶ時だ」などと述べて総選挙の実施を表明した。演説の中で、労働党に票を投じれば「振り出しに戻るリスクがある」と指摘した一方で、保守党がこれまで万全を尽くしたわけではないことを認めた。
世論調査では、支持率は労働党が２０ポイントほどリードしており、保守党の大敗を予想する声が多い。今月上旬に行われたイングランド地方選では労働党が保守党に圧勝した。
総選挙では、各党は下院定数６５０の過半数となる３２６議席以上の獲得を目指す。
