トランプ氏、公判で証言せず 立証終了、28日に最終弁論

AI要約

トランプ前大統領の不倫口止め疑惑に関連する事件の公判が進行中で、トランプ氏は証言しないままとなっている。

弁護側は証人尋問による立証を終え、検察は既に立証を終えており、最終弁論と評議が近づいている。

トランプ氏が証言すれば陪審員に自ら訴えることになるが、検察の追及も受けるため、弁護側はリスクを避けた可能性がある。

トランプ氏、公判で証言せず 立証終了、28日に最終弁論

 【ニューヨーク共同】トランプ前米大統領の不倫口止め疑惑に絡む事件の公判が21日、ニューヨーク州地裁で開かれ、弁護側が証人尋問による立証を終えた。トランプ氏は証言しなかった。検察は既に立証を終えており、28日に最終弁論を始め、29日にも陪審員が有罪か無罪かを話し合う評議に入る見通し。

 トランプ氏が証言台に立てば自ら陪審員に語りかけられる一方、検察の追及にさらされる。弁護側はリスクが大きいと判断したとみられる。