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収賄疑いで取り調べの対中窓口機関トップ、辞意表明  約2500万円で保釈/台湾
7時間前

収賄疑いで取り調べの対中窓口機関トップ、辞意表明 約2500万円で保釈/台湾

(桃園中央社)台湾の対中窓口機関、海峡交流基金会は7日、収賄の疑いで聴取や勾留請求を受けていた同基金会の鄭文燦(ていぶんさん)董事長(会長)が同日までに辞意を表明したと明らかにした。裁判所は6日に保釈金500万台湾元(約2480万円)での保釈や台湾からの出境禁止などを決定していた。

台湾・民進党「将来の総統候補」を汚職容疑で検察捜査…中国との窓口機関代表も務める知中派
9時間前

台湾・民進党「将来の総統候補」を汚職容疑で検察捜査…中国との窓口機関代表も務める知中派

 【台北=園田将嗣】台湾の検察当局は6日、対中国窓口機関「海峡交流基金会」の鄭文燦(ジョンウェンツァン)理事長に汚職の疑いがあるとして裁判所に鄭氏の身柄勾留を請求した。鄭氏は同日、500万台湾ドル(約2400万円)を支払い、釈放された。与党・民進党政権下では汚職が相次ぎ、長期政権の弊害が指摘さ

中国海警局、台湾漁船を拿捕 金門島周辺海域
2024.07.03

中国海警局、台湾漁船を拿捕 金門島周辺海域

[台北 3日 ロイター] - 台湾海巡署(海上保安庁に相当)によると、中国福建省アモイ市と泉州市に近い台湾の離島、金門島周辺の海域で2日夜、操業中の台湾漁船が中国海警局に拿捕された。海巡署の船が支援に向かい、放送で解放を呼びかけたが、中国側は妨害しないよう要求。海巡署が衝

台湾の頼総統が就任以来初の新入兵激励「脅威に対する備えを」
2024.06.29

台湾の頼総統が就任以来初の新入兵激励「脅威に対する備えを」

台湾の頼清徳総統は28日、台中市にある軍事基地を訪れ、今年から兵役期間が延長されて1年間となった新人義務兵たちを激励しました。 台湾では18歳以上の男性を対象に、従来4カ月だった兵役期間を今年から1年間に延長しています。 迷彩服に身を包んだ新入義務兵たちは、銃を手に

頼総統「中国に権限なし」 独立派処罰指針に反発 台湾
2024.06.24

頼総統「中国に権限なし」 独立派処罰指針に反発 台湾

 【台北時事】台湾の頼清徳総統は24日の記者会見で、中国が発表した台湾独立の動きを処罰する新指針について「中国には越境して台湾の人々を訴追する権限はない」と切り捨てた。 頼氏は「民主主義は犯罪ではない。専制政治こそが罪悪だ」と反発した。 頼氏は「中華民国(台湾)の存

台湾の頼総統「専制こそ罪悪」 中国の処罰指針を批判
2024.06.24

台湾の頼総統「専制こそ罪悪」 中国の処罰指針を批判

 【台北共同】台湾の頼清徳総統は24日、総統府で記者会見し、中国が「台湾独立派による国家分裂行為」を処罰する司法手続きの指針を定めたことに対し「民主主義は犯罪ではない。専制こそが罪悪だ」と批判した。また多数派の野党主導で可決した立法院(国会)改革法案を巡り、違憲性があるとして憲法法廷に判断を求

台湾の頼総統「専制こそ罪悪」 中国「独立派に死刑」指針を批判
2024.06.24

台湾の頼総統「専制こそ罪悪」 中国「独立派に死刑」指針を批判

【台北=西見由章】中国政府が「台湾独立派」による国家分裂行為に最高刑として死刑を適用するとの指針を発表したことについて、台湾の頼清徳総統は24日、「民主主義は犯罪ではなく、専制こそが罪悪だ」と中国側を批判した上で「中国には域外の台湾人民を訴追する権限はない」と一蹴した。総統府で記者団の質問に答

「国防力を強化」台湾・頼総統、就任1カ月の節目で会見
2024.06.20

「国防力を強化」台湾・頼総統、就任1カ月の節目で会見

 台湾の頼清徳総統は19日、就任から1カ月の節目の記者会見に臨みました。 台湾への圧力を強める中国については「中国は軍事力に加え、非伝統的な強制手段で台湾を屈服させようとしているが、台湾は屈しない。民主・自由・立憲的な生活様式を守り抜く」と述べました。 中国は5月2

「台湾の主権を守る」頼清徳総統が就任1か月で会見 防衛力強化のため新たな委員会設立へ
2024.06.20

「台湾の主権を守る」頼清徳総統が就任1か月で会見 防衛力強化のため新たな委員会設立へ

就任から1か月となった台湾の頼清徳総統が記者会見を行い、圧力を強める中国を念頭に「台湾の主権を守る」と強調しました。頼清徳総統は就任から1か月を迎えるにあたり、19日に総統府で会見を行いました。その中で、先月の就任演説の際、「中華民国と中華人民共和国は互いに隷属しな

“就任から1か月”台湾・頼清徳総統「中国に隷属しない」
2024.06.20

“就任から1か月”台湾・頼清徳総統「中国に隷属しない」

台湾の頼清徳総統は就任から1か月となるのを前に会見し、「中国に隷属しない」などと改めて強調しました。台湾の頼清徳総統は、20日就任から1か月を迎えます。会見では、就任式の際に述べて中国が反発した内容に改めて言及しました。頼清徳総統「中華民国と中国は互いに従属しないと

台湾は中国の圧力に「屈しない」 頼総統就任1か月で会見
2024.06.19

台湾は中国の圧力に「屈しない」 頼総統就任1か月で会見

【AFP=時事】台湾の頼清徳(Lai Ching-te)総統は19日、総統就任1か月の会見に臨み、中国は台湾を隷属させるために圧力を強めているが、台湾がこの圧力に屈することはないと述べた。 頼氏は会見で、「台湾併合は中華人民共和国の国是」であるとし、中国は「台湾を隷属させるため、

中国による「台湾併合」に危機感 黄埔軍校100年で訓示 頼総統
2024.06.16

中国による「台湾併合」に危機感 黄埔軍校100年で訓示 頼総統

 【台北時事】台湾の頼清徳総統は16日、南部・高雄市の陸軍士官学校で開かれた「黄埔軍官学校」創立100年の記念式典で訓示し、「最大の挑戦は、中国が台湾海峡の現状を破壊し、台湾を併合し、中華民国(台湾)の消滅を民族の偉大な復興と見なすことだ」と危機感を表明した。 総統府が発表した。

台湾・頼総統「国家主権のため奮闘を」 陸軍軍官学校で演説
2024.06.16

台湾・頼総統「国家主権のため奮闘を」 陸軍軍官学校で演説

 20世紀初頭に中国の国民革命を推進した孫文が設立した軍幹部養成校「黄埔(こうほ)軍官学校」開校から100年を迎えた16日、同校の流れをくむ台湾南部・高雄の陸軍軍官学校で記念式典が行われ、頼清徳総統が演説した。頼氏は、強大化した中国が併合を狙っているという最大の挑戦に直面していると強調。軍人と

<中国からの揺さぶりに耐えられるか>就任早々内政問題に直面する頼総統が守りたい「台湾アイデンティティー」
2024.06.10

<中国からの揺さぶりに耐えられるか>就任早々内政問題に直面する頼総統が守りたい「台湾アイデンティティー」

 2024年5月21日付のTaipei Times社説が、頼清徳総統は就任早々内外の厳しい課題に直面しているが、就任演説を見る限り、同氏の落ち着いた存在感に期待してよさそうだ、と述べている。 5月20日、頼清徳総統と蕭美琴副総統が正式に就任した。1996年に総統の直接選挙が始まっ

台湾在住邦人ら被災地の花蓮支援 観光振興へ、副総統が歓迎
2024.06.09

台湾在住邦人ら被災地の花蓮支援 観光振興へ、副総統が歓迎

 【花蓮共同】台湾東部沖地震の被災地、花蓮県の観光業を支援しようと、日本台湾交流協会台北事務所の片山和之代表(大使に相当)ら台湾在住の日本人有志約40人が8~9日、応援ツアーを実施した。花蓮にゆかりのある蕭美琴副総統が9日、ツアー参加者と面会し「(今後も)多くの日本の友人に花蓮に旅行に来てほし

「台湾は中国の一部」という主張に、どう反論すればよいか――国際政治学者が考えた「模範解答」
2024.06.07

「台湾は中国の一部」という主張に、どう反論すればよいか――国際政治学者が考えた「模範解答」

 台湾の新しい総統に民進党の頼清徳氏が就任した。就任演説では、対中国関係について現状維持を強調しながらも、台湾と中国は互いに隷属しないと述べ、「台湾は中国の一部だ」とする中国の主張を否定した。 JICA(国際協力機構)特別顧問で、国連での外交実務経験もある国際政治学者の北岡伸一氏

台湾総統、民主主義の重要性訴え 天安門35年、犠牲者追悼活動も
2024.06.04

台湾総統、民主主義の重要性訴え 天安門35年、犠牲者追悼活動も

 【台北共同】中国の天安門事件から35年に当たる4日、台湾の頼清徳総統はフェイスブックに「民主や自由があってこそ人民を守ることができる」と書き込み、民主主義の重要性を訴えた。台北市内では民主団体などが犠牲者の追悼活動を実施した。 頼氏は「民主や自由は容易に手に入るものではない」と

台湾総統、天安門事件に関連し民主主義訴え
2024.06.04

台湾総統、天安門事件に関連し民主主義訴え

 【台北共同】台湾の頼清徳総統は4日、中国の天安門事件から35年に関連して「民主や自由があってこそ人民を守ることができる」と表明し、民主主義の重要性を訴えた。

「真に尊敬に値する国とは」台湾総統が“言論統制”強める中国をけん制 天安門事件から35年
2024.06.04

「真に尊敬に値する国とは」台湾総統が“言論統制”強める中国をけん制 天安門事件から35年

 民主化を求める学生らを中国政府が武力弾圧した天安門事件から35年となった4日、台湾の頼清徳総統はSNSで「真に尊敬に値する国とは、国民が声を上げることを許す国だ」と投稿しました。     台湾の頼清徳総統は自身のSNSに「35年前の今日、若い学生たちが民主主義と自

1年間ウォーシミュレーションした米専門家ら「中国、戦争なしに台湾を支配することは可能」【独自】
2024.06.03

1年間ウォーシミュレーションした米専門家ら「中国、戦争なしに台湾を支配することは可能」【独自】

 反中基調を前面に押し出す頼清徳・台湾総統が5月20日に就任し、中国と台湾の間で衝突の危険が高まるという懸念が出る中、米国ワシントンの専門家らが「中国は戦争なしでも台湾を『接収』できる」という分析結果を得た。低強度の脅しを繰り返すことで台湾内部の「危険な反中より安全な親中がまし」という世論を拡