台湾総統に頼清徳氏就任、直接選挙で選ばれた5人目の総統に…副総統に米国の信頼厚い蕭美琴氏

AI要約

与党・民進党の頼清徳氏が台湾の第16代総統に就任し、蔡英文氏の後任として務めることになった。

同一政党が3期連続で政権を担うのは初めてのことであり、総統の任期は1期4年で、2期8年まで。

副総統には蕭美琴氏が就任し、台湾と米国の関係を深めると期待されている。

 【台北=園田将嗣】1月の台湾総統選で勝利した与党・民進党の頼清徳氏が20日午前、台北市の総統府で就任の宣誓を行い、蔡英文(ツァイインウェン)氏の後任として第16代総統に就任した。1996年に有権者が直接総統を選ぶようになって以来、同一政党が3期連続で政権を担うのは初めて。

 総統の任期は1期4年で、2期8年まで。頼氏は96年以降、直接選挙で有権者から選ばれた5人目の総統となる。副総統には、台湾の対米窓口である駐米台北経済文化代表処の前駐米代表を務め、米国から信頼が厚い蕭美琴(シャオメイチン)氏が就いた。