イギリス高級百貨店「ハロッズ」元オーナーが性的暴行か 元従業員らが記者会見

AI要約

元ハロッズ従業員が、高級百貨店の元オーナーであるモハメド・アルファイド氏から性的被害を受けていたと訴える記者会見が開かれた。

アルファイド氏は亡くなる2023年まで複数の従業員に性的暴行を加え続けていた疑惑が浮上し、それがハロッズ内で公然の秘密だったと報じられた。

被害を受けた元従業員らは、アルファイド氏を非難し、ハロッズの体質を批判した。20人以上の元従業員が被害を訴え、うち5人は性的暴行を受けたと主張している。

イギリス高級百貨店「ハロッズ」元オーナーが性的暴行か 元従業員らが記者会見

イギリスの高級百貨店「ハロッズ」の元オーナーから性的被害を受けていたと訴える元従業員らが記者会見を開きました。

BBCは19日、「ハロッズ」の元オーナーで、2023年に94歳で死去したモハメド・アルファイド氏が生前、複数の従業員に性的暴行を加えていた疑惑があると報じ、ハロッズ内では公然の秘密だったと指摘しました。

これを受けて、被害を訴えた元従業員と弁護団は20日に記者会見し、「アルファイド氏は怪物だった。ハロッズに浸透していたシステムによって、彼は怪物で居続けることができた」と、ハロッズの体質を批判しました。

BBCによりますと、20人以上の元従業員が被害を打ち明け、うち5人は性的暴行を加えられたと訴えています。

アルファイド氏は、イギリスのチャールズ国王の元妻・ダイアナ元妃と共に1997年にパリで事故死した恋人のドディ・アルファイド氏の父親としても知られています。