米ワーナー・ミュージック、150人追加削減発表 再編の一環
ワーナーミュージックグループが戦略的再編計画の一環として、約150人の追加削減を発表した。
これにより750人の従業員が削減され、約13%に相当する。
コスト削減目標が増額され、非中核メディア事業の統合や売却を通じてコスト削減を図ってきた。
[19日 ロイター] - 米音楽大手ワーナー・ミュージック・グループは19日、戦略的再編計画の一環として、約150人を追加削減すると発表した。
同社は2月に600人を削減すると発表していた。削減人員は合計で約750人となり、従業員全体の約13%に相当する。
広告販売事業やサポート部門などが対象になる。
この計画により、税引前で約2億6000万ドルのコスト削減を見込んでおり、その大部分は2025年度末までに達成する見通しという。従来予想は2億ドルの削減だった。
また、24年度末までに税引き前で関連費用約1億8000万ドルが発生すると予想している。
同社は非中核メディア事業の統合や売却を通じてコスト削減を図ってきた。