大泉洋、記者会見で大学生から説教?「こんなことを言うのもあれなんですが…」

AI要約

俳優の大泉洋がテレビ朝日で行われた開局65周年記念ドラマプレミアム『終りに見た街』制作発表記者会見に登場。作品のテーマやキャストについて紹介。

大学生からの感想で戦争をテーマにした作品への覚悟と違和感について言及。大泉洋が受けた学生からの正論に苦笑い。

大泉洋がテレビ朝日スタッフにゆるい記者会見のクレームを入れる一幕。物語の背景や脚本家に関する情報を解説。

大泉洋、記者会見で大学生から説教?「こんなことを言うのもあれなんですが…」

 俳優の大泉洋(51)が20日、テレビ朝日で行われた開局65周年記念ドラマプレミアム『終りに見た街』(21日 後9:00放送)制作発表記者会見に登場した。一般の現役大学生も参加した同会見では、大泉が学生から正論で説教(?)される場面があった。

 本作は、テレビドラマ脚本家の第一人者である山田太一氏の同名小説が原作。戦争体験者の一人として厳しい体験を次世代に伝えることをテーマに、同局で1982年と2005年の2度にわたり、山田氏自らの脚本でドラマ化された。

 このたび終戦80年を目前に、19年の時を経て3度目のドラマ化が実現。1982年放送時には細川俊之さんが、2005年には中井貴一が主演を務めてきたが、本作では大泉を主演に迎える。そして同じ脚本家として山田氏を尊敬し、ファンであることを公言してきた宮藤官九郎氏が今回の脚本を執筆。戦時下に置かれた家族を描くホームドラマを、令和版にリブートする。

 会見前にドラマを見た大学生から「戦争をテーマにした作品で、大泉さんの演技からすごく覚悟を感じました。こんなことを言うのもあれなんですが、そんなドラマを見たあとにこの記者会見のゆるさですごく心がぐちゃぐちゃになっていて違和感がすごいんですけど…。その違和感になれてしまった自分もいて、世界で起きていることに関して、違和感を覚えなくなっている自分をもう一回考え直さなきゃいけないなと思いました」と感想が伝えられた。

 これを受けた大泉は「なんか今、説教されているような(笑)」と苦笑い。おなじみのしゃべくりでこれまで会場の笑いをさらっていた大泉だが「こんなセット(あたたかみのある昭和の部屋をイメージしたもの)を用意しているテレ朝が悪いんだよ!大学生にこんなゆるい記者会見と言われちゃだめですよ!」とテレビ朝日スタッフへクレームを入れていた。