英実業家、性的暴行と報道 ハロッズ元オーナー

AI要約

ハロッズの元オーナーであるモハメド・アルファイド氏が、性的暴行疑惑が持たれていたことがBBC放送により報じられた。

アルファイド氏は20人以上の元従業員から被害を訴えられ、5人は強姦被害を訴えている。

アルファイド氏は店内で女性従業員を物色し、自室に呼んでいたとされている。

 【ロンドン共同】英BBC放送は19日、高級百貨店ハロッズの元オーナーで実業家だった故モハメド・アルファイド氏が、ハロッズの従業員に性的暴行を加えていた疑惑があると報じた。複数の被害者の証言を伝え、ハロッズ内では公然の秘密だったとした。

 英メディアによると、アルファイド氏は、チャールズ英国王の元妻ダイアナ元妃と共に1997年に事故死した恋人のドディ・アルファイド氏の父親。ハロッズの所有権を手放し、昨年8月に老衰のため死去した。

 BBCによると、20人以上の元従業員が被害を打ち明け、5人は強姦被害を訴えている。アルファイド氏は、店内で女性従業員を物色し、自室に呼んでいたという。