利下げは「良い知らせ」 インフレ鈍化を強調 バイデン米大統領

AI要約

バイデン米大統領はFRBの利下げを歓迎し、インフレ率低下を踏まえて継続的な利下げを予想している。

利下げは新たな景気回復の兆候であり、金融緩和による成長を期待しつつ、生活コスト削減を訴えている。

米国のインフレ率が他国より速やかに低下しており、今後金利がさらに下がるとの見通しを示している。

 【ワシントン時事】バイデン米大統領は19日、ワシントン市内で演説し、連邦準備制度理事会(FRB)が前日、0.5%の大幅利下げを決めたことについて、消費者にとって「良い知らせだ」と歓迎した。

 インフレ率は低下しているとして、利下げの継続を予想した。

 また、利下げはインフレへの勝利ではなく、景気回復が「新たな局面に入った」ことを意味していると強調。金融緩和による成長押し上げを期待する一方、生活コスト引き下げで「もっとやるべきことがある」と訴えた。

 バイデン氏は、米国のインフレ率低下は「他の先進国より速やかだ」と言明。「金利はさらに下がる」との見通しを示した。