アメリカ最大級の労働組合が大統領選で「特定候補支持せず」 ハリス氏に痛手 前回までは民主支持

AI要約

アメリカ最大級の労働組合が11月の大統領選挙で特定の候補を支持しないことを決め、これがハリス氏にとって痛手となります。

労働組合は長年民主党を支持してきましたが、トランプ氏も労働者から支持を集めており、共和党を支持する組合員も増えています。

トランプ氏とハリス氏との直接面談や組合員の意向調査を行い、どちらの候補者も明確な支持が得られなかったとしている。

アメリカ最大級の労働組合が大統領選で「特定候補支持せず」 ハリス氏に痛手 前回までは民主支持

およそ130万人の組合員を抱えるアメリカ最大級の労働組合が11月の大統領選挙で特定の候補を支持しないことを決めました。この組合は2000年以降、一貫して民主党の候補を支持していて、ハリス氏にとって痛手となります。

トラック運転手らの労働組合「チームスターズ」は18日、11月の大統領選挙で特定の候補を支持しないことを決めたと発表しました。「チームスターズ」はおよそ130万人の組合員を抱えるアメリカ最大級の労働組合で、2000年以降は一貫して民主党の候補を支持していました。

今回の決定は、ハリス氏にとって痛手となります。

「チームスターズ」は幹部がトランプ氏とハリス氏、それぞれと直接面談して政策を聞き取ったほか、全国の組合員の意向の調査などを行いましたが、「どちらの候補者も組合員の明確な支持が得られなかった」としています。

労働組合は長年、民主党の支持基盤とみられてきましたが、アメリカ国内の製造業の保護や雇用の確保を訴えるトランプ氏も労働者からの支持を集めていて、共和党を支持する組合員も増えています。

7月の共和党大会では「チームスターズ」の委員長が登壇していました。