「就任後はミサイル供与なし」 対ロシア、過去は否定せず イラン大統領

AI要約

イランのペゼシュキアン大統領は、ロシアへのミサイル供与に関して、自らの就任後は何も渡していないと発言した。

ただし、ライシ前政権下での供与可能性については否定しなかった。

国際社会での批判が続く中、イランとロシアの関係に注目が集まっている。

 【イスタンブール時事】イランのペゼシュキアン大統領は16日、首都テヘランで記者会見し、国際社会で批判が強まっているロシアへのミサイル供与を巡り、「(今年7月の)私の就任後は何も渡していない」と語った。

 ただ、ロシアとの関係強化を進めた保守強硬派ライシ前政権下で供与された可能性については明確に否定しなかった。ロイター通信などが伝えた。