イラン大統領、対ロシア兵器供与を否定 「就任以降ないと断言」
イランのペゼシュキアン大統領はロシアに兵器を供与していないと主張し、西側諸国の主張を否定した。
ペゼシュキアン大統領は自身の大統領就任以降にミサイル供与はないと述べた。
ロイターはイランがロシアにミサイルを提供したと報じているが、ペゼシュキアン大統領は過去の可能性を認めつつも否定している。
[ドバイ 16日 ロイター] - イランのペゼシュキアン大統領は16日、8月の大統領就任以降、いかなる兵器もロシアに供与していないと述べ、イランがロシアに弾道ミサイルを供与したとする西側諸国の主張を否定した。
ペゼシュキアン大統領はテレビ放映された記者会見で、イランはロシアにミサイルを供与したかとの質問に対し、「過去に引き渡しがあった可能性はあるが、自分自身の大統領就任以降はないと断言できる」と述べた。
ロイターは2月、イランがロシアに地対地弾道ミサイルを大量に提供したと報じている。