イランが衛星打ち上げ、ミサイル技術進展の懸念も 革命防衛隊が開発

AI要約

イランが人工衛星の打ち上げに成功し、研究目的であると報じられた。

イランはロシアに弾道ミサイルを提供したとして米欧から非難されてきたが、宇宙開発がミサイル技術の進展につながる懸念もある。

国営通信によれば、イランは制裁にもかかわらず宇宙計画を進展させていると自賛している。

イランが衛星打ち上げ、ミサイル技術進展の懸念も 革命防衛隊が開発

 イラン国営通信は14日、同国が人工衛星の打ち上げに成功したと報じた。精鋭部隊の革命防衛隊が開発したもので、研究目的だという。米欧は、イランがロシアに弾道ミサイルを提供したとして非難してきた。こうした宇宙開発が、イランのミサイル技術の進展につながるとの懸念も出ている。

 ロイター通信によると、イランが衛星打ち上げを成功させたのは今年2回目。国営通信によると、衛星は研究目的で、宇宙空間での操縦技術に絡む「ハードウェアとソフトウェアのテスト」を行うためだとしている。国営通信は打ち上げを伝える記事のなかで、「米欧からの制裁に伴う制約にもかかわらず、イランは宇宙計画を進展させてきた」と自賛した。