トランプ氏“暗殺未遂”事件 銃不法所持の疑いで容疑者訴追

AI要約

トランプ前大統領を狙った暗殺未遂事件で、拘束されたラウス容疑者が銃の不法所持で訴追された。

事件はゴルフ場で銃を構えたラウス容疑者が逮捕されたもので、彼は銃の製造番号を消していた。

トランプ氏はハリス副大統領を批判しつつ、バイデン大統領はシークレットサービスの支援強化を訴えている。

アメリカのトランプ前大統領を狙った暗殺未遂とみられる事件をめぐり、拘束されたラウス容疑者が16日、銃の不法所持の疑いで訴追されました。

この事件はトランプ前大統領がプレーをしていたゴルフ場で15日、銃を構えているラウス容疑者がシークレットサービスに発見され逃走後に、身柄を確保されたものです。

ラウス容疑者は16日、フロリダ州の裁判所に出廷し製造番号が消された銃を所持するなど銃の不法所持の疑いで訴追されました。また、ラウス容疑者が15日の午前2時頃から午後1時半頃までおよそ12時間にわたり現場付近に潜伏していたことが携帯電話の記録から新たに分かりました。CNNはラウス容疑者が黙秘していることからどのようにトランプ氏の居場所を知ったのかは、分かっていないと伝えています。

トランプ氏は16日、ラウス容疑者について「バイデンやハリスの主張を信じて行動した」との見方を示しました。その上で、ハリス副大統領が「過激な支持者をあおろうとしている」と批判しました。

一方、バイデン大統領は16日「シークレットサービスにはさらなる支援が必要だ」と述べ体制を強化する必要があるとの考えを示しました。