ロシア軍、150万人規模に 18万人増、プーチン氏が大統領令署名

AI要約

ロシアのプーチン大統領は、露軍兵士の定員を150万人に増やす大統領令に署名した。

これはロシアによるウクライナ侵略の開始後、露軍兵士の定員拡大が3回目となる措置。

ウクライナ侵略前には100万人だった露軍兵士の定員が、今後の兵力増強の一環として拡大される。

ロシアのプーチン大統領は16日、露軍兵士の定員を現行の132万人から18万人増やし、150万人にすると定める大統領令に署名した。12月1日付で発効する。ロシアによるウクライナ侵略の開始後、露軍兵士の定員拡大は3回目。ロシアは兵力を増強し、攻勢を強める思惑だとみられる。

ロシアが2022年2月にウクライナへ全面侵攻する前、露軍兵士の定員は約100万人だったが、大統領令により23年1月から115万人に拡大。23年12月には132万人へと再び拡大されていた。(小野田雄一)