ウクライナ、イランと国交断絶も 対ロシア兵器供与巡り

AI要約

ウクライナは、イランからロシアに供与された弾道ミサイルがウクライナに使用される可能性があるとして、イランとの国交断絶の可能性を示唆。

米国のブリンケン国務長官は、ロシアが数週間以内にウクライナでイランから受け取ったミサイルを使用する可能性が高いと認識。

ロシアはこれに対しコメントをしておらず、ウクライナ外務省はあらゆる選択肢を検討している状況。

ウクライナ、イランと国交断絶も 対ロシア兵器供与巡り

Yuliia Dysa Anastasiia Malenko

[キーウ 10日 ロイター] - ウクライナは10日、イランがロシアに供与したとされる弾道ミサイルを、ロシアがウクライナへの攻撃に使用すれば、ウクライナはイランとの国交を断絶する可能性があるとの見解を示した。

ウクライナ外務省報道官は、イランとの国交を断絶する可能性があるかとの質問に対し、「あらゆる選択肢が検討されている」と述べた。

米国のブリンケン国務長官はこの日、ロシアはイランから弾道ミサイルを受け取っており、数週間以内にウクライナで使用する公算が大きいとの認識を表明。ロシア大統領府はこれまでのところ、ブリンケン氏の発言に反応していない。