米国務長官「ロシアがイラン製弾道ミサイルを数週間以内に使用」との見方示す

AI要約

アメリカのブリンケン国務長官は、ロシアがイランから受け取った短距離弾道ミサイルを、数週間以内にウクライナで使用する可能性が高いとの見方を示しています。

イギリスを訪問中のブリンケン国務長官は、ロシアがイラン製の短距離弾道ミサイルを受け取ったことを明らかにし、ロシア兵がイランで訓練を受けたことを指摘しています。

ブリンケン国務長官は、イランに対する経済制裁を示唆し、ウクライナのキーウを訪問し会談する予定だと述べました。

アメリカのブリンケン国務長官は、ロシアがイランから受け取った短距離弾道ミサイルを、数週間以内にウクライナで使用する可能性が高いとの見方を示しました。

 イギリスを訪問中のブリンケン国務長官は10日、ロシアがイランからイラン製の短距離弾道ミサイルを受け取ったと明らかにしました。

 数十人のロシア兵がイランで弾道ミサイルの使用方法について訓練を受けたとし、ロシアがこの弾道ミサイルを数週間以内にウクライナで使用する可能性が高いと指摘しています。

 ブリンケン国務長官は「ヨーロッパ全体に対する脅威」と述べ、イランに対し、国営の航空会社への措置を含む追加の経済制裁を発表する方針を示しました。

 また、アメリカ国務省によりますと、ブリンケン国務長官とイギリスのラミー外相は11日にウクライナのキーウを共同で訪問し、ゼレンスキー大統領らと会談する予定です。