イラン、対ロシア兵器供給を改めて否定 西側の「プロパガンダ」

AI要約

イラン外務省は、ロシアへのミサイル供与疑惑を否定し、西側諸国のプロパガンダだと主張。

米国のブリンケン国務長官は、ロシアがイランからミサイルを受け取り、その影響について警告。

イラン外務省は虚偽の報道として批判し、米国や西側諸国のプロパガンダを非難。

イラン、対ロシア兵器供給を改めて否定 西側の「プロパガンダ」

[ドバイ 10日 ロイター] - イラン外務省は10日、イランによるロシアへのミサイル供与を改めて否定した上で、こうした疑惑は西側諸国の「プロパガンダ」に過ぎないとの見方を示した。

イラン外務省報道官は「イランの兵器が一部の国に移送されたという虚偽の報道は、パレスチナ自治区ガザで大量虐殺を行うために米国や一部の西側諸国が大規模な軍事支援を実施していることを隠すためのプロパガンダにすぎない」とXに投稿した。

米国のブリンケン国務長官はこの日、ロシアがイランから弾道ミサイルを受け取っており、数週間以内にウクライナで使用する公算が大きいと指摘。ロシアとイランの協力は欧州全体の安全保障を脅かすとも警告した。