国連総会特別会合を要請 パレスチナ、ICJ勧告受け

AI要約

パレスチナの国連代表部は、ICJがイスラエルのパレスチナ占領政策を国際法違反と指摘したことを受け、国連総会での特別会合開催を要請。

ICJは、パレスチナ主導の国連総会決議に基づき、イスラエルに占領や入植活動停止の義務があるとの勧告的意見を公表。

 【ニューヨーク時事】パレスチナの国連代表部は9日、国際司法裁判所(ICJ)がイスラエルのパレスチナ占領政策について「国際法違反」だとする勧告的意見を出したことを受け、対応を協議する国連総会の特別会合を17、18両日に開くよう要請したと明らかにした。

 

 ICJは7月、パレスチナが主導して採択された国連総会決議に基づき、勧告的意見を公表した。その中で、イスラエルには不法な占領や入植活動を停止する「義務がある」と指摘した。