トルコ系アメリカ人の26歳女性が撃たれ死亡、イスラエル軍銃撃で ヨルダン川西岸でのデモ参加中

AI要約

パレスチナ自治区のヨルダン川西岸でアメリカとトルコの二重国籍を持つ人権活動家の女性がイスラエル軍に射殺される事件が発生した。

イスラエル軍は女性がユダヤ人の入植地拡大に抗議するデモに参加中に発砲し、女性が頭部を撃たれて死亡したと認めつつ、状況の調査を行っている。

トルコ外務省はイスラエルを非難し、「ネタニヤフ政権による殺人」として国際法廷での責任追及を求めた。

トルコ系アメリカ人の26歳女性が撃たれ死亡、イスラエル軍銃撃で ヨルダン川西岸でのデモ参加中

パレスチナ自治区のヨルダン川西岸で6日、人権活動家のトルコ系アメリカ人女性がイスラエル軍に銃撃され死亡したと地元メディアが報じました。

パレスチナメディアによりますと、ヨルダン川西岸ナブルス近郊で6日、アメリカとトルコの二重国籍を持つ26歳の女性がユダヤ人の入植地拡大に抗議するデモに参加していたところ、イスラエル軍に頭部を撃たれて死亡しました。

イスラエル軍はデモ隊への発砲を認めたうえで、女性が死亡した状況などについて調査中だとしています。

トルコ外務省は声明を出し、「ネタニヤフ政権による殺人」だとして、「人道に対する罪を犯すイスラエルは国際法廷で責任を問われるだろう」と非難しました。

イスラエル軍は8月28日からヨルダン川西岸で「対テロ作戦」として大規模な攻撃を行っていて、中東のメディアによりますと、これまでに約40人が死亡し、130人が負傷しています。