イスラエル軍、ガザ北部空爆 救急隊幹部など15人死亡

AI要約

イスラエル軍によるガザ市への空爆で少なくとも15人が死亡

救急隊員を含む市民が犠牲に、住宅も攻撃される

ガザ中部や南部では通信障害やポリオの予防接種が続行

イスラエル軍、ガザ北部空爆 救急隊幹部など15人死亡

Nidal al-Mughrabi

[カイロ 8日 ロイター] - イスラエル軍は8日、パレスチナ自治区ガザ北部ガザ市のジャバリヤやゼイトゥンを空爆した。ガザの保健当局によると、一連の攻撃で少なくとも15人が死亡した。

ジャバリヤでは住宅が攻撃され、ガザ市民救急隊の幹部とその家族4人が死亡。救急隊によると、イスラエル軍による昨年10月7日以来の攻撃で死亡した救急隊員は83人となった。

住民の話によると、イスラエル軍はガザ市のゼイトゥン地区の複数の住宅も爆破したという。医療チームは、複数の市民が住宅の中に閉じ込められ、一部は負傷しているが、まだ救出できていないと話した。

ガザ中部や南部の住民は、インターネットや通信サービスに障害が出ているとした。パレスチナの通信会社はイスラエル軍の攻撃が原因と説明した。

一方、ガザ南部ではポリオ(小児まひ)の予防接種が1日延長して続けられた。