人質解放求め、イスラエルで50万人デモ 交渉進めない政権に抗議

AI要約

パレスチナ自治区ガザでの戦闘をめぐり、テルアビブでハマスに捕らわれた人質の解放交渉が進まず、政権に抗議するデモが行われた。

約50万人が参加し、過去最大規模のデモとなった。市民の不満が高まる中、人質解放の実現が求められている。

デモは他地域でもあり、衝突や道路封鎖も起きた。

人質解放求め、イスラエルで50万人デモ 交渉進めない政権に抗議

 パレスチナ自治区ガザでの戦闘をめぐり、イスラエルの商都テルアビブで7日、ネタニヤフ政権がイスラム組織ハマスに捕らわれた人質の解放交渉を進めていないとして、政権に抗議する大規模デモがあった。主催者によると、約50万人が参加した。地元メディア「タイムズ・オブ・イスラエル」は、この数字が正しければ、イスラエル史上最大のデモだ、と伝えた。

 ハマスとの交渉が停滞する中、人質解放が実現しないことにイスラエル市民の不満が高まっている。

 イスラエルメディアによると、この日はエルサレムなど他の地域でも数万人規模のデモがあった。治安部隊と市民の衝突も起き、幹線道路も一時的に封鎖された。