“ガザ停戦 アメリカが新提案を延期” ワシントン・ポスト「合意がさらに手の届かないものに」

AI要約

アメリカがイスラエルとハマスの戦闘停止に向けた新たな停戦案の提示を延期した。

ハマスが新たな要求を提示し、合意が難しい状況となっている。

イスラエルとハマスの間での停戦交渉は難航しており、双方の要求には大きな隔たりがある。

イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘停止などに向け、仲介するアメリカが新たな停戦案の提示を延期したとアメリカのメディアが報じました。

ワシントン・ポストは7日、当局者の話として、ブリンケン国務長官が5日に「数日中に共有する」としていたパレスチナ自治区ガザでの停戦案について、提示を延期したと報じました。

ハマスが、イスラエルで収容されているパレスチナ人の囚人の釈放について新たな要求を提示したことによって、当局者は「合意がさらに手の届かないものになった」と話しているということです。

さらに、ハマスがイスラエル軍のガザからの完全撤退を求める一方、ネタニヤフ首相は一部の部隊を駐留させる必要性を繰り返し訴えるなど双方の隔たりは依然大きく、交渉は先の見通せない状況が続いています。