「シー・シェパード」元代表の勾留延長 グリーンランドの裁判所

AI要約

デンマーク領のグリーンランドで拘束されていた反捕鯨団体「シー・シェパード」の元代表について現地の裁判所が釈放を認めず、10月2日まで勾留期限を延長することを決めました。

日本政府は身柄の引き渡しを求めている。反捕鯨団体「シー・シェパード」の創設者で元代表のポール・ワトソン容疑者は、日本が国際手配していたが、グリーンランドで身柄を拘束された。

ワトソン元代表側は勾留は不当だと主張し上訴している。裁判所は容疑者の勾留期限を延長する決定を下し、身柄引き渡しの可能性をデンマーク司法省が判断することになる。

デンマーク領のグリーンランドで拘束されていた反捕鯨団体「シー・シェパード」の元代表について現地の裁判所が釈放を認めず、10月2日まで勾留期限を延長することを決めました。日本政府は身柄の引き渡しを求めています。

反捕鯨団体「シー・シェパード」の創設者で元代表のポール・ワトソン容疑者は、日本の調査捕鯨船に対する妨害を指示したとして、日本が国際手配していました。その後、ことし7月に給油するために立ち寄ったデンマーク領のグリーンランドで当局に身柄を拘束されました。

ワトソン元代表側は勾留は不当だと主張していて、上訴するとしています。裁判所は5日までだった容疑者の勾留期限を来月2日まで延長することを決めました。日本は身柄の引き渡しを求めていて、今後、デンマーク司法省が判断することになっています。