反捕鯨団体シーシェパード創設者の男の勾留延長 日本の国際手配で拘束続く

AI要約

北欧のグリーンランドで拘束された反捕鯨団体「シー・シェパード」の創設者の男について、裁判所は男の釈放を認めず、勾留期限を延長した。

日本の国際手配により拘束されたポール・ワトソン容疑者は、2010年の調査捕鯨監視船妨害の疑いが持たれている。

デンマーク司法省がワトソン容疑者の日本引き渡し是非を判断するために、勾留期限を延長し、ワトソン容疑者の上訴と保釈を求めている。

反捕鯨団体シーシェパード創設者の男の勾留延長 日本の国際手配で拘束続く

北欧のグリーンランドで拘束された反捕鯨団体「シー・シェパード」の創設者の男について、裁判所は男の釈放を認めず、勾留期限を延長しました。

 シー・シェパードの創設者のポール・ワトソン容疑者(73)は7月21日に、日本の国際手配によってデンマーク自治領のグリーンランドで拘束されました。

 ワトソン容疑者は2010年に、日本の調査捕鯨の監視船の航行を妨害するよう仲間に指示したなどの疑いが持たれています。

 グリーンランドの裁判所は今月4日に、5日までだったワトソン容疑者の勾留期限を来月2日まで延長すると決定しました。

 デンマーク司法省がワトソン容疑者の日本への引き渡しの是非を判断するにあたり、ワトソン容疑者を立ち会わせる必要があるためとしています。

 ワトソン容疑者側はすでに上訴し、保釈を求めています。