ウクライナ西部リビウを空襲 激化するロシアのミサイル爆撃

AI要約

ロシア軍のミサイル攻撃により、ウクライナ西部のリビウで7人が死亡、47人が負傷した。

前日のポルタバの攻撃では50人以上が死亡、200人以上が負傷し、軍事施設や病院が被害を受けた。

ウクライナ国防省によれば、攻撃時に多くの生徒が防空警報を受けて防空壕に避難していた。

ウクライナ西部リビウを空襲 激化するロシアのミサイル爆撃

リビウ、ウクライナ、9月5日 (AP) ― ロシア軍は、侵攻後最も激しいミサイル攻撃のひとつといわれた前日に続く9月3日夜、ウクライナ西部のリビウをミサイルで攻撃した。この攻撃で、9歳の少女を含む少なくとも7人が死亡、47人が重軽傷を負った。

 リビウは、NATO(北大西洋条約機構)とEU(欧州連合)加盟国で、ウクライナの支援国ポーランドの国境からわずか60キロしか離れていない。

 この前日、中部ポルタバにある軍事施設と近隣の病院を2発の弾道ミサイルが直撃し、50人以上が死亡、200人以上が負傷した。

 この攻撃で、軍事通信情報技術学校の本館が被弾し、建物の一部が崩壊した。

 ウクライナ国防省によれば、ミサイルが命中したのは防空警報が鳴った直後で、多くの生徒が防空壕に向かっている最中だったという。

(日本語翻訳・編集 アフロ)