ウクライナ中部への攻撃、兵士と外国人教官が標的=ロシア国防省

AI要約

ロシア国防省はウクライナ中部のポルタワにある軍の訓練施設を攻撃し、民間施設を標的にしたウクライナ兵と外国人教官を狙ったと表明。

攻撃で50人が死亡、271人が負傷。ロシアはウクライナ軍第179共同訓練センターとリビウの軍需産業施設を攻撃したことを明らかにした。

ロシアは極超音速ミサイル「キンジャル」を使用し、ウクライナ東部で2つの集落を制圧したと述べた。

ウクライナ中部への攻撃、兵士と外国人教官が標的=ロシア国防省

[モスクワ 4日 ロイター] - ロシア国防省は4日、ウクライナ中部の町ポルタワにある軍の訓練施設を3日に攻撃したことについて、ロシア国内の民間施設を標的とする攻撃に関与したウクライナ兵と外国人教官を狙ったと表明した。

ウクライナ当局によると、この攻撃では少なくとも50人が死亡、271人が負傷した。

ロシア国防省は「ロシア連邦軍は9月3日、ポルタワのウクライナ軍第179共同訓練センターを精密攻撃した」と発表。

「(訓練センターでは)外国人教官の指導の下、ウクライナ軍の各部隊から集まった通信・電子戦の専門家や、ロシア連邦領内の民間施設への攻撃に関与した無人航空機の操縦士が訓練を受けていた」と述べた。

同省はウクライナ西部の都市リビウにある軍需産業施設を攻撃するため、極超音速ミサイル「キンジャル」を使用したとも表明。ウクライナ東部で2つの集落を制圧したとも述べた。