景気低迷、米9地区に拡大 一段の鈍化浮き彫り FRB報告

AI要約

米連邦準備制度理事会(FRB)が全米12地区の連銀景況報告(ベージュブック)を発表し、9地区で経済活動の横ばいや落ち込みが示された。

7月の前回報告の5地区から増え、景気鈍化の兆しが強調された。

今後数カ月の景気見通しについては、予測が分かれたが、3地区は小幅な悪化を見込んだ。

 【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)が4日発表した全米12地区の連銀景況報告(ベージュブック)では、9地区で経済活動の横ばいや落ち込みが示された。

 7月の前回報告の5地区から増え、一段の景気鈍化が浮き彫りとなった。

 景気のわずかな拡大を報告したのは、3地区にとどまった。今後数カ月の景気見通しについては、横ばいか若干の改善を予想する声が多かったが、3地区は小幅な悪化を見込んだ。