ベネズエラ、大統領選巡る抗議で拘束した10代86人を釈放=人権団体

AI要約

ベネズエラでの反政府抗議活動中に拘束された10代の若者86人が釈放された。

最高裁はマドゥロ大統領を選挙の勝者と宣言したが、野党は異なる結果を主張しており、混乱が続いている。

選挙後の抗議行動で27人が死亡し、2400人が拘束された。

ベネズエラ、大統領選巡る抗議で拘束した10代86人を釈放=人権団体

[カラカス 1日 ロイター] - 人権団体フォロ・ペナルによると、ベネズエラで7月下旬に行なわれた大統領選挙を受けた反政府抗議活動中に拘束された10代の若者86人がここ数日で釈放された。同団体の代表、アルフレド・ロメロ氏が1日、X(旧ツイッター)への投稿で明らかにした。

ベネズエラの選挙管理委員会と最高裁判所は、2013年以来政権を握っているマドゥロ大統領を7月28日の選挙の勝者と発表したが、最終的な開票結果を公表していない。野党は独自の集計を発表し、野党候補エドムンド・ゴンザレス氏の地滑り的勝利を主張している。

選挙後のマドゥロ大統領の退陣を求める街頭での抗議行動で約27人が死亡し、約2400人が拘束された。