ベネズエラ、第2四半期成長率は前年比8.78% 「制裁で損失も」

AI要約

ベネズエラ中央銀行は第2・四半期の国内総生産(GDP)が前年同期比8.78%増加したと発表。増加幅は大きく拡大し、13四半期連続増となった。

同時に、ベネズエラの経済への損失を認め、課された制裁を非難。2015年以来大きな経済的損失を被っていると述べた。

さらに、中銀は今月、7月のインフレ率が鈍化し、前年比で43.6%上昇したことを発表。

[カラカス 29日 ロイター] - ベネズエラ中央銀行は29日、第2・四半期の国内総生産(GDP)が前年同期比8.78%増加したと発表した。増加幅は前年同期の3.06%から大きく拡大し、13四半期連続増となった。

一方、経済への大きな損失について認め、ベネズエラに課された制裁を激しく非難。声明で「制裁開始によりベネズエラが2015年以来大きな経済的損失を被っていることは否定できない」とした。

中銀は今月、7月のインフレ率が前月比0.7%上昇に鈍化したと発表。また、ロイターのデータに基づく算出によると、前年比では43.6%上昇した。