マスク氏「誰もバイデン氏やハリス氏狙わない」と投稿、批判殺到

AI要約

米実業家イーロン・マスク氏が、トランプ前大統領の暗殺未遂事件を受けて、バイデン大統領やハリス副大統領に対する暗殺の脅威は存在しないと述べた。

その発言が暴力をあおる可能性があるとして批判を浴び、後に削除された。米シークレットサービスも状況を認識しているが、具体的なコメントは控えた。

警備対象者に対する脅威に関する情報を現時点でコメントしないとしつつも、あらゆる脅威に対する調査を行っている。

マスク氏「誰もバイデン氏やハリス氏狙わない」と投稿、批判殺到

[ワシントン 16日 ロイター] - 米実業家イーロン・マスク氏は、15日のトランプ前大統領の暗殺未遂事件を受け、「誰もバイデン大統領やハリス副大統領を暗殺しようとすらしない」とXに投稿した。

その後、バイデン氏やハリス氏に対する暴力をあおる可能性があるとしてユーザーから批判の声が高まったことを受け、マスク氏は投稿を削除した。

米シークレットサービス(大統領警護隊)の報道官は16日、「マスク氏のソーシャルメディア上の投稿を認識している」とロイターに対し明らかにした。ただ、慣例上、警備対象者に関する情報についてはコメントしないとし、「警備対象者に絡むあらゆる脅威を調査している」と述べるにとどめた。マスク氏に連絡を取ったかどうかについても言及しなかった。