「2年間悩まされている」 集合住宅入り口を半分ふさぐ迷惑駐車に韓国ネット民憤慨

AI要約

韓国のあるヴィラの住民が2年にわたり迷惑駐車に悩まされていることが明らかになった。

インターネット上で住民が入口を塞ぐ迷惑駐車の写真が投稿され、ネットユーザーの注目を集めている。

駐車方法を規制する法律が私有地には適用されないため、解決が難しい状況が続いているが、一部で業務妨害として処罰されるケースもある。

「2年間悩まされている」 集合住宅入り口を半分ふさぐ迷惑駐車に韓国ネット民憤慨

 【NEWSIS】韓国のあるヴィラ(低層集合住宅)の入居者が、2年にわたって迷惑駐車に悩まされていることを明かした。同じヴィラに住む住民が入口をふさぐような形で迷惑駐車を続け、他の住民が困っているのだという。

 インターネットのコミュニティーサイトには26日「これ、ホントどう処理すべきでしょうか」と題する写真付きの投稿が寄せられた。

 投稿者のAさんは「車のせいで住民がヴィラに出入りしにくくなっています」とつづった。

 さらに「毎日このように駐車しています。もう2年になりますが、こんなことが許されるでしょうか。自分の駐車スペースがないからといって、このように駐車しているのです」と明かした。

 投稿には、ヴィラの入り口前に止められた白い車の写真が添付されている。車は入り口を半分以上ふさぐ形で止められている。

 この投稿に対し、ネットでは「救急車が来た時や火事になった時どうするつもりなんだ」「周囲に車がなくなっても車を動かさないのか」などの反応が見られた。

 一方、集合住宅の駐車場の入り口を車でふさぐ迷惑なドライバーも増えている。道路交通法では駐車方法を規制しているが、ヴィラなどの私有地は明確な管理主体がないため、処罰が容易ではない。処罰対象は道路など特定の場所に限られている。

 マンション団地などの私有地には道路交通法が適用されないため、駐車方法や車の移動を強制するのは困難だ。しかしマンションの駐車場の入り口などに駐車した場合、(道路交通法違反ではなく)管理事務所の業務を妨害した容疑などを適用して処罰するケースもある。

 今月21日に大邱地裁で行われた裁判では、マンション駐車場の進入路を車で長時間ふさいだとして業務妨害で訴追された被告(41)が、罰金200万ウォン(約21万6000円)を言い渡された。

チェ・インソン記者