新型コロナ後初めて 朝鮮大学校の学生ら約50人が北朝鮮・平壌に向け出発 1か月滞在予定

AI要約

東京・小平市にある朝鮮大学校の学生らが北朝鮮の平壌へ訪問するため、羽田空港を出発しました。訪問団は新型コロナウイルス感染拡大後に最大規模であり、交流の拡大が期待されています。

今回訪朝するのは、朝鮮大学校を来年卒業する学生らおよそ50人で、1か月の滞在を予定しています。訪問は中国・北京経由で行われます。

過去には修学旅行として北朝鮮訪問が行われていましたが、2020年以降中断していたため、今回の訪朝は実現が長らく待たれていたものです。

新型コロナ後初めて 朝鮮大学校の学生ら約50人が北朝鮮・平壌に向け出発 1か月滞在予定

東京・小平市にある朝鮮大学校の学生らおよそ50人が北朝鮮の平壌に向け、羽田空港を出発しました。新型コロナウイルス感染拡大後、最大規模の訪問団となり、今後、交流が拡大するのか注目されます。

記者

「朝鮮大学校の学生らが平壌へ向かって出発していきます」

関係者によりますと、今回、中国・北京を経由して北朝鮮の平壌を訪問するのは、朝鮮大学校を来年卒業する学生らおよそ50人で、1か月ほど滞在する予定だということです。

朝鮮大学校の4年生

「(行くのは)初めてです。自分の国なので、わくわくしてる気持ち。自然とか名所とか、すごく美しい国だなという印象がある」

新型コロナの感染拡大前まで朝鮮大学校では、修学旅行として4年生を中心に北朝鮮訪問が定期的に行われていましたが、2020年1月以降、北朝鮮が国境を封鎖したため、4年以上中断していました。国境の往来や航空便の運航再開などを受けて、今回、ようやく実現できたといいます。

11月までに、あわせておよそ150人の朝鮮大学校の学生らが訪朝する予定です。