韓国、新型コロナによる入院患者1464人…増加率は一段落

AI要約

新型コロナウイルス感染症による入院患者数が増加傾向が停滞していることが報告されている。

高齢者への影響が大きく、入院患者のうち65歳以上の高齢者が65.6%を占めている。

現在の致命率は0.1%水準であり、高齢者にとっては注意が必要とされている。

韓国、新型コロナによる入院患者1464人…増加率は一段落

最近急激に増えていた新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)による入院患者の増加傾向が停滞している。

韓国疾病管理庁は22日、関連機関の合同会議を開き、新型コロナの現状や対応策を公開した。全国医療機関220カ所(標本監視)の新型コロナによる入院患者数は、8月第3週(11~17日)基準で1464人と暫定集計された。入院患者数(前週比増加率)は、7月第3週226人から7月第4週474人(109.7%)、8月第1週879人(85.4%)、8月第2週1366人(55.4%)、8月第3週1464人(7.2%)になった。週間患者数は増加傾向だが、増加率は先週から確実に低下した。チ・ヨンミ疾病庁長は「今回の夏の流行は今週や来週以降減少傾向を示し、発生も当初予測した8月第4週の約35万人より少ないだろう」と見通した。今月末まで患者は増加するものとみられるが、その数は昨年夏の流行水準(8月第2週の34万9000人)とほぼ同じか低い可能性があるという意味だ。全体の新型コロナによる入院患者3人に2人(65.6%)は、高危険群である65歳以上の高齢者だ。疾病庁は「新型コロナの致命率が0.1%水準で、季節性インフルエンザと似たような水準だが、高齢層の致命率が高いだけに注意が必要だ」と明らかにした。