ドイツ3人死亡殺傷事件 「イスラム国」が犯行声明 現場から逃走していた男が自首

AI要約

ドイツ西部のゾーリンゲンで起きたイベント会場での襲撃事件で3人が死亡し、8人が負傷した。犯人はシリア人の男で、逃走後に自首し、15歳の少年も関与が疑われている。

過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出し、「イスラム教徒のための報復」と主張しているが、事件の背景はまだ明らかになっていない。

ドイツ3人死亡殺傷事件 「イスラム国」が犯行声明 現場から逃走していた男が自首

ドイツ西部のイベント会場で3人が殺害された事件で、過激派組織「イスラム国」が「イスラム教徒のために報復した」と犯行声明を出しました。

ロイター通信や地元メディアによりますと、ドイツ西部のゾーリンゲンで8月23日、市の創立650周年を祝うイベント会場で何者かが刃物で通行人らを次々と襲い、3人が死亡、8人がけがをしました。

その後、現場から逃走していたシリア人の男が警察に自首し、拘束されたということです。

また、襲撃計画を事前に知りながら通報をしなかった15歳の少年も拘束されたということです。

この事件について、過激派組織「イスラム国」は24日、「私たちの戦士が実行した。パレスチナなどあらゆる場所にいるイスラム教徒のための報復だ」とする声明を発表していますが、くわしい事件の背景はまだわかっていません。