タリバンの女性抑圧に懸念を表明 日本大使館、規制強化で

AI要約

アフガニスタン日本大使館は、タリバン暫定政権下で女性への規制が強まっていることに深い懸念を表明した。

タリバン暫定政権が、女性が公の場で全身や顔を覆うことを義務付ける法律を公表したことに対して、批判が広がっている。

タリバン暫定政権は女性への抑圧を強めており、国際社会からの承認を得ていない。

タリバンの女性抑圧に懸念を表明 日本大使館、規制強化で

 【イスラマバード共同】在アフガニスタン日本大使館は24日、イスラム主義組織タリバン暫定政権下のアフガンで女性に対する規制が続いていることに「深い懸念」を表明した。タリバン暫定政権が、女性が公の場で全身や顔を覆うことなどを義務付ける法律を同日までに公表し、これに対する声明としてX(旧ツイッター)で発表した。

 2021年8月のタリバン復権後、勧善懲悪省は「女性は公共の場で目の部分以外の顔を布で覆わなければならない」とする命令を出すなど、既に女性への規制を強めている。今回の法律の位置付けは不明。タリバン暫定政権の女性抑圧を問題視し、政権を承認した国はない。