ウォルズ氏が指名受諾演説、ハリス氏を称賛 米民主党全国大会

AI要約

ミネソタ州知事のティム・ウォルズ氏が民主党全国大会で演説し、カマラ・ハリス副大統領を称賛しトランプ前大統領を非難。

ウォルズ氏は自身の教師としての経験や中流家庭での育ちを振り返り、共通の善へのコミットメントを強調。

22日にはハリス氏が指名受諾演説を行う。

【AFP=時事】米シカゴで開催中の民主党全国大会3日目の21日、副大統領候補に指名されたティム・ウォルズ(Tim Walz)ミネソタ州知事(60)が演説した。カマラ・ハリス(Kamala Harris)副大統領を称賛する一方、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領を非難した。

 ウォルズ氏は15分間の演説で、ネブラスカ州の小さな町で中流家庭に育ち、家族の農場で働いたことや、教師としての経験などを語った。

「生徒たちは私が彼らに植え付けたかったものを私の中に見た。それは共通の善へのコミットメント、共にあるということの理解、たった一人が隣人のために真の影響をもたらせるという信念だ」。聴衆の間からは「コーチ・ウォルズ」という掛け声が沸き起こった。

 トランプ氏に矛先を向けると、「1日中他人を侮辱したり非難したりしている」と断じた。

 ハリス氏については、地方検事や州司法長官、連邦上院議員、副大統領としての経歴に言及。「彼女は米国民の側に立って闘ってきた」とたたえた。

 最終日の22日にはハリス氏が指名受諾演説を行う。【翻訳編集】 AFPBB News